くっさいくっさいオタクの自分語り

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牧野由依さんがシンデレラ4thライブに参加すると聞いて思ったこと

 5月18日、ニコ生でCINDERELLA GIRLS 4th live TriCastle Story(以下デレ4th)に牧野由依さんが9月3日,9月4日のワールド記念ホールと、10月15日のさいたまスーパーアリーナの3公演に参加すると聞き、牧野由依さんの新たな可能性が広がるんじゃないかなぁって勝手に思いました。今回のデレ4thは牧野由依さんにとってどんなライブになるんだろうと考えてみた。

 

 

牧野由依さんのデレマスへの想い

 牧野由依さんって人は佐久間まゆちゃんの声優に起用される前から、声優以外にもアーティストとして活動しており、ARIAシリーズのopや萩原雪歩がカバーした曲でもある「アムリタ」などを歌っている人としてすでに知っている方も多いと思う。 そんな牧野由依さんに対してデレマス側も「エヴリデイドリーム」を提供する際、彼女に対して気楽に歌えるように、作曲/編曲の滝澤俊輔さん、ヴァイオリンには伊藤友馬さんを起用している。 滝澤俊輔さんは大学時代からの友人で、「たっきぃー」と呼び合う仲であるそうだ。滝澤俊輔さん自身もエヴリデイドリーム以外にも、Shine!!!や心もようの作曲などをしてアイマス(主にデレマス)に関わっているが、アイマスに関わるのはこの「エヴリデイドリーム」が初めてだった。 しかし、下田麻美さんが個人名義で歌っている「I never lose」の作曲を以前していたので少なからずアイマスに何らかの縁があったように思う。 伊藤友馬さんは高校からの同級生で、「ゆーま」と呼んでいてたびたび共演もしていたりする。(伊藤さん、雑になってスミマセン…)

 牧野由依さんも昔からの仲であるたっきぃーやゆーまがエヴリデイドリームに関わっていることを自身のコンサートでたびたび話してくれて、牧野由依さん個人としてのコンサートでわざわざ「佐久間まゆ」のことを話してくれるのは私自身嬉しいですね。

 そんなデレマスのことを話してくれる牧野由依さんが本当にデレマスを想っているんだなぁって感じたのは、2016年3月27日に行われた「Yui Makino 30 Selection」かなぁ…って思う。 このYui Makino 30 Selectionはファンからカバーして欲しい曲を募集してその中からいくつか歌うというものであったが、そこでTHE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cute juwelries002に収録されている佐久間まゆのカバー曲の「誰より好きなのに」を歌ってくれたんですよ。 この曲自体は古内東子さんの曲ではあるが、歌う前に『次はアイドルマスターシンデレラガールズ佐久間まゆちゃんがカバーしたこの曲を歌いたいと思います。』って言ってくれたんだ… 今のアイドルマスターに関わっている声優にとってアイマスというコンテンツは、765の時みたいに声優としてのライフワークという感じではなく、声優としての仕事のひとつとしてアイマスがあるってスタンスだから本人がどれほどアイマスに対して思い入れがあるのかっていうのはアイマスのイベントだけでは今なかなか知ることができなくなっていると思うんですよ。 そんなアイマス声優(このアイマス声優ってワード人によって定義が違ってあまり使いたくないけど広義的なもので)事情で、牧野由依さん個人としてのコンサートで歌ったこの「誰より好きなのに」は彼女がアイドルマスターシンデレラガールズを想っているかがわかる大事なエピソードだと思うよ。 それにアイマスって昔から色々なカバー曲を出しているけどそれが何らかの形で披露されるってことはいろいろ許可が必要だったりするから難しんだよな。 だからアイマスのカバー曲が披露されたってこととしても嬉しかったりする。 私的な話にはなってしまうが、このステージを最前で見れたのは一生の思い出だ…

 

 

牧野由依さんの旅

 去年牧野由依さんはデビュー10周年を記念したアルバム『Tabi*note(タビノオト)』を発売して、このアルバムが発売された時のインタビューで牧野由依さんは、『このアルバムには、そんな新しい出会いの喜び、新しく発見した《私》をつめこんでいます。10年はもちろん、まだ"旅"の途中です。きっとまだまだこれからも新しい出会いがある、そして新しい発見があることが楽しみでなりません』とおっしゃっています。

そのコメントが載っている記事はこちら ↓

 

www.barks.jp

 

 

 私自身近くにあるけど今まで知らなかったところへ出かけるだけでも、少しの時間で新しく得るものはあったりする。旅になると得るものはなおさら多いと思う。

 私は何が一番言いたいかと言うと、牧野由依さんにとってシンデレラガールズ、そしてデレ4thは ‟旅” だと思うんですよ。 このデレマスへの旅によって牧野由依さん自身新たに得たことは多いと私は思う。  

 一つ目は、歌いながら踊ることである。 牧野由依さんが歌う曲ってアムリタやウンディーネのようにゆったりとした曲で、聞いている側も椅子に座って聞くまさにコンサートなんだけど、デレマスはアイドルとしてのコンテンツだから、ただ歌うだけじゃなくて何かしらの振り付けをして歌わなければならい。 それは今までの牧野由依ならしなかったことであり、「普段やらないことをするとこうも不格好なのか」とおっしゃっていて、彼女でもやはり歌いながら踊るってことは大変なんだなぁと思った。

 

www.nicovideo.jp

 

 ワンフェスで初めてエヴリデイドリームを歌った映像を見ても確かに歌いながら踊ることにまだ慣れていないのと初めてのアイマスのステージへの緊張がみられるなぁってのは感じる。

 

www.youtube.com

 

 

 デレ2ndでの牧野由依さんはワンフェスの時に比べると緊張している様子は表からは見られず、不格好だという踊りもワンフェスのころに比べるとしっかりこなしているように見えてよかったと思う。 アイマスはよく中の人も一緒に成長するコンテンツって言われることがあるけど、まさか牧野由依さんほどの声優として経歴が長い人でもそれを感じるとは思っていませんでしたね。 また私的な話になるけど、エヴリデイドリームって絶対コールいらないよな… 

 

 二つ目に、共演するデレマスの演者さんたちはこれまで共演してきた演者さんとは違うことである。 これはどういう意味かというと、牧野由依さんの経歴をwikiなどで調べれば、彼女の全盛期は00年代でアニメなど共演してきた人たちも00年代が全盛期の人がほとんどだった。 しかし、デレマスのアイドルの声を担当している声優はほとんどといっていいほど2010年代にデビューしている。中には早見沙織さんや竹達彩奈さんみたいに00年代から知名度はあった声優はいても、そんな彼女たちの全盛期は10年代に入ってからであって牧野由依さんとは違うように思う。 また同世代には松嵜麗さんや三宅麻理恵さんがいるが、活躍し始めたのは10年代だからこれもまた違うように思う。 今回において00年代の声優と10年代の声優で異なっている部分を上げるとすると、声優がアイドルになっているかどうかだと思う。 2010年代になってから声優をアイドルとして売り出すことが以前に比べて桁違いに多くなった印象があるし、実際デレマスやミリマスの声優でアイマス以外にも何らかの声優アイドル活動をしている人は少なくない。 それはトークにも表れていて、00年代の声優って実際にあったことにウケを狙わずしっかり淡々と話している印象がある。 それに対して、10年代の声優ってアイドルとしての仕事もあるから観客への印象をUPするためにウケを狙ったり、コール&レスポンスしたり、「○○ちゃん大好き~」みたいなことを言ってる印象がある。 デレ2ndでは00年代の声優にありがちなトークをしていたのが牧野由依さんだけで、他の演者さんは10年代の声優なトークをしていたように思った。 特に印象に残ったのは、松田颯水さんがMCでメタルverの星輝子ボイスをPに向けて披露した時、みんなノリノリだったけど、牧野由依さんだけどんな反応をすればいいかおろおろしていたのを見たとき00年代と10年代の違いを感じたわ… そんな声優のノリや空気が今までとは違うデレマスの環境に適応することによって牧野由依さんとしてのポテンシャルが広がって新たな発見につながるとじゃないかなぁって思っています。 あと、10年代の声優の売り方を下げてるように書いてしまったけど、私自身も10年代の声優の売り出し方は嫌いではないということだけは念のため書いておきます。

 

 三つ目は今回のデレ4thなら、SSAという大きな会場で歌を披露することである。  普段牧野由依さんがコンサートを行う場所はおよそ500~1000人がキャパのところで、1万人を超す会場で歌うことって珍しいんですよ。 だから、前回のデレ2ndで1万人を超す人がいるところに彼女の歌声が響いたってことが嬉しくて泣いてしまったよ… 後ろまでお客さんの顔が見えるぐらいの会場で観客にピンポイントに歌声を届けるのも大事だけど、多くの人に牧野由依さんの魅力を知ってもらうには、後ろまでお客さんの顔が見えないぐらいの会場で歌声を届けることもすごく大事だと思うし、牧野由依さん自身にも得るものはあると思います。 SSAはデレ2ndの会場の代々木第一体育館より大きい会場、だから多くの人に牧野由依さんの歌声、彼女の性格などを知ってもらって「まきのん良さ!」ってなってくれたら幸いです。 そして、牧野由依さんいいじゃんってなったら『まきのん』としての牧野由依さんだけではなく、『ゆっち』としての牧野由依さんがみられる個人としてのイベントにも足を運んでいただけたらなお幸いです。 もちろんワールド記念ホールでの牧野由依さんのステージも楽しみにしていますし、神戸だけ行くつもりの人にも是非牧野由依さんの良さを知ってほしいです。 (ってか個人的には、牧野由依さんと黒沢ともよちゃんがいる神戸2日目が一番行きたいんですよ… マジで行きてぇ…)

 

 なんかいろいろグダグダと書いたけど、最後に一言書くとしたら、ゆっちの‟旅”をこれからも見ていきたいし、応援していきたいなぁってことですかね… なんか纏まりのない最後でスミマセン(汗)  終わり!