くっさいくっさいオタクの自分語り

題名通りクサいことしか書いてません

あかつきの湧昇流で黒沢ともよさんを見た感想

 黒沢ともよさんが出演していたあかつきの湧昇流の感想を舞台が終わってからすぐに書こうと思ったのですが、直後にアイドルマスターミリオンライブシアターデイズ(通称ミリシタ)でファン(担当でも推しでもない)である桜守歌織さんの上位報酬イベントがあり、空き時間はずっとミリシタをプレイする日々がここ最近続いていました。無事上位報酬は獲得でき、時間にも余裕ができたのでまずはあかつきの湧昇流の感想を書きたいと思います。

 

 あかつきの湧昇流のあらすじ

時は明治9年1876年初秋
会津藩武家出身の若者(黒沢ともよ)が、その家臣(吉田鋼太郎)と共に家族の仇討ちの為、その下手人がいる薩摩まで旅をしている。
その道中、二人は廃寺を偶然見つける。野宿を続けてきた二人は、その廃寺に身を寄せる事になるのだか、そこには廃寺を守る親子と、先客である鉱夫達がいた。
廃寺があるその村には廃鉱山があり、時同じくして新政府は新たに銅を産出する為、先遣鉱夫隊を派遣していたのだ。二人は自分たちの素性を隠し暫くの間、村人と鉱夫達、そして彼らを取り巻く旅館や料亭の人々と交流を持つようになる。

一方時代は遡り激動の時代『幕末』。
江戸にて目明し稼業(情報屋)を生業としている篝(大塚明夫)一家は、危険思想家の『鯰の十郎』とその警護に当たっていた薩摩藩士を捕縛する事に成功し、お上より多大なる褒美を受け取る事となる。

時は再び返り明治時代、村の鉱山に、新政府から、銅の産出実績を視察に役人が警護(横田栄司)を伴い訪れる。旅館や料亭は総出で役人をもてなすのだが、ある揉め事がキッカケで警護の者が元薩摩藩士である事が露呈する。その元薩摩藩士も自身の仇を探し続けていたのだった…。

幕末から明治に生きた人々。
激動の時代を生き抜いて来た人達には、口に出来ない悲しい出来事が必ずあった。寄り添いあって生きる人々の因果が巡る物語。
あかつきの湧昇流…

https://ameblo.jp/kurosawa-tomoyo/entry-12402609913.html から引用

 この舞台を見て個人的に当時の背景を捉えているなぁと感じたのは、銅山を掘り当てに来た金持ちは江戸で生糸の商売をして金を稼いだってエピソードでした。当時の新参事業家って開港したばかりの横浜で生糸を売って財を成していた人が多いんですよね。私の出身地である山梨県でも横浜で生糸を売って財を成し、儲けた金で事業を起こしたり、企業を設立したり買収して勢力を拡大した甲州財閥って言う山梨出身の事業家の集まりがあったりします。あかつき(以下略)のエピソードでもそんなことを思いながら舞台を見ていました。それに私自身大学では明治時代を中心とした近代の経営の環境について学ぶゼミに所属していたので、一つのシーン毎に多分背景にこれが関連しているんだろうなぁと思いを馳せながら見ていたので個人的には面白い舞台でした。

 

 ここからが本題。あかつきの湧昇流に出演していた黒沢ともよさんの感想です。

 私は舞台に出演をすると言う話を聞いて、「俺の好きな黒沢ともよ」がまた見れる!って思いました。大学時代、声優黒沢ともよに惹かれてからアイカツ!やユーフォで声優として演じる役へ向き合う姿勢を見て、凄いなぁ見ていてワクワクする人だぁ…と思う自分がいました。そう思っていた当時、黒沢ともよ自身久しぶりに出演する舞台であるアイワズライトを見に行きました。

http://sasanishiki0928.hatenablog.com/entry/2016/08/23/173114 ←当時の感想

アイワズライトを見て私は自分が黒沢ともよさんに惹かれていた部分を全て見せてくれる場所は黒沢ともよ自身が役者として実際に舞台に立ち、演じるところなんだなと思った。そして、舞台役者黒沢ともよはずっと追っていこうとも思いました。

 そんなずっと追っていこうと思った黒沢ともよさんの舞台、コレは穏やかじゃない!(霧矢あおい並の感想)ってことで実際に劇場へ足を運び、黒沢ともよさんが演じる姿を見ても終始穏やかではありませんでした。黒沢ともよさんの感情をこめた迫真の演技はアニメのような画面越しで見るものではなく、本人が実際に演じているのを見てやっと成り立つものだと感じました。

 周りのオタクには常々話していることなんですが、FIVE STARSも聞かなくなり、出演するアニメもあまり見なくなり、出演するイベント(特にデレマス)にも行くモチベがなくなりと声優黒沢ともよとしての熱は冷めてしまった感があるとここ最近思っていたのですが、あかつきの舞台を見て ““役者”” 黒沢ともよは今でも私の中では特別な存在であることが分かりました。

 

 黒沢ともよは、魅せるって点において彼女が持つものを発揮できる場所は声優じゃなくて舞台であるとずっと思っているから舞台の仕事もっと増やして。ってか平野綾みたいに舞台役者にシフトしてもいいぐらいだと思ってるよ俺は

 

ともよぉ…  好き………